「つながるインドネシアカフェ」第三回開催!

昨日は気仙沼で月に一度の「つながるインドネシアカフェ」。昨年11月に始め、昨日で3回目でした。

毎月第三日曜日にオープンしているのですが、すでに常連として訪れ、(いい意味で)だらだらと何時間も過ごしていくインドネシアからの実習生たちや、オープンを知ってごあいさつに訪れてくれたり、ものめずらしさに立ち寄ってくれる地元のみなさまなど、3回を経てようやくこの場所のアウトラインが見えてきたような気がしています。

「カフェ」と銘打って、インドネシアのコーヒーやインドネシアでポピュラーなアボカドジュースなどのフレッシュジュースをインドネシア価格(コーヒーは1杯5000ルピア=40円)で提供したり、「客」と「店主」という役割分担を共有したりしつつこの場を「演出」していますが、早くもその境界線はあいまいになりつつあります。

前回訪れた実習生たちが「スタンドアップコメディをやりたい」「ライブをやりたい」というので飛沫防止のロールアップスクリーンを用意していたのものの、これはまだハードルが高かったようで、以前から実習生をテーマに歌詞を書かないかと声をかけていた実習生からは歌詞が届いたので、さっそくその歌詞に曲をのせたものを聞かせて、グループを結成しようともちかけると、「いいねー」「すごいことになってきた」と何かが起こる前夜のあの(いい意味で)なんだかわからないゆえに起こってしまう期待と興奮がコーヒーの湯気と香りのように立ち上り、次回は人数が多いときにカフェの「別館」としてつかために確保しているスペース「てんまど」を使ってレコーディングをすることになりました。

そもそもがこの八日町のスペースを「くるくる喫茶うつみ」として運営し、さまざまなひとと創造性が出会う場をつくってきた吉川さんのあまりに豊かな土壌があってのインドネシアカフェで、うまくいくのが当然といえば当然なのですが、2年前にトヨタ財団に企画を書いたときに思い描いていた以上のおもしろい場になりつつあります。

今日はさらに気仙沼の船会社で、食育を通じて気仙沼の魅力を掘り起こしている臼福本店さんを訪れ、今度は実習生だけでなく、漁船員を通じたインドネシアと気仙沼との関係性にも迫っていけそうな気配がただよってきました。

ますます足しげく通うことになりそうです。