ひさしぶりに実習生の寮へ&VRゴーグルでインドネシア体験

たった2日でしたが、今回の気仙沼滞在も非常に有意義なものでした。

昨日、お昼過ぎに気仙沼に到着。その足で気仙沼図書館にお邪魔し、まずは図書館一階に入っているカフェエスポワールさんで気仙沼の地元企業とコラボレートした特別メニューを。私は阿部長商店さんのサバ缶を使ったトマトソースのスパゲティをいただきました。その後、7/21〜8/25の夏休み期間、図書館内で企画しているインドネシアの展示のための場所の下見をし、コロナで1年半ほどきていなかった図書館内のちょっとした変化を確認。

夕方からは鹿折中学校体育館でバスケットチームとバドミントンチームの練習に来ているみなさんを対象にインドネシアはアチェと360°カメラでつないでのVR生中継や、昨年インドネシアで撮ってきたジャワ島のお祭りや実習生のトレーニング施設の映像体験を実施(企画について詳しくはこちら)。ほどよいところで私は今年1月に入会したバドミントンチーム「SSラピンチ」さんと「エルメス・ジャポン」さんの練習に実習生らと参加。もっぱら代表の小野寺さんの娘さん(小学生)にけいこをつけてもらいましたが、ほとんど死にかけました。

そのせいでほぼ12時間眠って今日は昼過ぎから気仙沼の地元企業であり、インドネシアでもリサイクルアスファルトを生産する国際企業・菅原工業さんのインドネシアからの実習生の寮へ。2月以来なので4ヶ月ぶりに実習生のみなさんと再会。気仙沼でタクシーがいろんなお店のデリバリーをしてくれるサービス「ホヤデリ」を使って、気仙沼のインドネシア料理展「ワルンマハル」さんの美味しいナシゴレンやオードブルを実習生のみなさんと黙食したあとは、「気仙沼のみなさんにおすすめしたいYouTubeチャンネル」を聞き取り。これは8月に行われる「気仙沼インドネシアフェスティバル」で私が企画しているもののひとつで、菅原工業の実習生たちは、インドネシア人YOUTUBERが活躍するチャンネルや、インドネシアの女の子が日本の曲をカバーするチャンネルなどを紹介してくれました。

その後、インドネシアのアチェや日本各地から参加していただいて、月に一度の「オンラインおしゃべり広場」を開催。アチェからはこれから実習生になるという若者たちが参加し、菅原工業の実習生たちに日本に言ったらまず何をするのか、日本人とどう接したらいいのかなどすごく具体的な質問を連発。菅原工業の実習生たちは親切にこたえていました。 また、菅原工業では一軒家をまるごと実習生の寮にしていていますが、その実にアットホームな感じを360°カメラで参加者に見てもらいました。大きな台所やみんなで過ごすリビング、ときどきカモシカが出る隣の庭など、実習生が気仙沼での生活について語ってくれました。

インドネシアからの実習生が1000人を数えるという実習生受け入れ先進地である浜松の濱砂さんからもいろいろとおもしろい話題や親切なアドバイスがあり、次回はアチェからの要望で「簡単な日本語で話してみる回」になりました。7月25日(土)日本時間15時から、インドネシア時間13時からを予定しています。

終わったあとに気仙沼の実習生YOUTUBERユリアさんから「今日は畑をやってて遅れちゃいました」と連絡をもらいました。きゅうりやトマトをつくっているそうです。8月の気仙沼インドネシアフェスティバルをとても楽しみにしているとのことでした。

最後にお昼も食べたけれどまた食べなくなってインドネシア料理展「ワルンマハル」に行くと菅原社長がいらして、「インドネシアフェスティバル」の打ち合わせや今後のインドネシアでの再生アスファルトの展開などのお話もお聞きすることができました。新メニュー・ミーチュなんとかというジャカルタの麺料理がとっても美味しかったです。

ということで、コロナで思うように動けないところもありながら、とはいっても本当に懐の広い気仙沼とインドネシアにいつも元気をもらいながら、これからもおもしろいことをどしどしやっていきたいと思ったしだいです。