「オンラインおしゃべり広場」第8回

今日はインドネシアと日本とをオンラインでつないで8回目となる「オンラインおしゃべり広場」でした。

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https://youtu.be/sB1fLP96bXI

本当はインドネシアからの実習生がたくさん暮らしている気仙沼で月1くらいのカフェ的拠点を設けてリアルな交流の場を構築していく予定だったのですが、コロナですべてのもくろみが崩れ、苦肉の策として今年2月にはじめたオンラインによる交流の場でしたが、なんかものすごく不思議な発展を見せ始めました。

最初は気仙沼に住む実習生YOUTUBERや私の映像を見せながら、気仙沼をキーワードに交流が始まったのですが、その後気仙沼の人は来なくなり、かわりに出入りするようになったのが外国人がたくさん住む浜松で「勝手に国際交流協会」みたいな活動をするご婦人たちやこれから日本へ行きたいインドネシアの若者たち。そうした日本を目指すインドネシアの若者たちの「やさしい日本語教室」的な場になりかけていたところに、今日は神戸に住むインドネシアの留学生などがぶらっと参加。また、今日は出先で参加せざるを得なかったので、仙台にあるアートな福祉サービス事業所「アート・インクルージョン」のオフィスから参加したところ、4年かけて54枚の紙芝居を完成させた清水敬太さんの展示が私の背景にうつりこんだ結果、インドネシアの若者たちから「今どこにいるのか?」「うしろのそれは何なのか?」みたいな質問が続出。日本やインドネシアにおける障害者のおかれた状況や、精神疾患に苦しむ人が多い話から自殺の話になり、日本では借金を苦に自殺する人が多いが、インドネシアでは親が決めた男性と結婚を強いられて自殺をする例がけっこうあるみたいな話など、いろいろと話がめぐって、最終的にこのオンラインおしゃべり広場で紙芝居をみんなでつくって上演しようということになりました。おそらく親が決めた人と結婚を強いられているインドネシア人女性と借金を苦に自殺を考えている日本人男性が、オンラインで出会うところから始まるんじゃないかと思います。どうぞお楽しみに。

次回の「オンラインおしゃべり広場」は10月24日(日)日本時間15時、インドネシア時間13時からです。

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